ホンモノを観る感動

この間、近くのcafeのマスターがおっしゃっていました。
「絶対に本物を観なさい、全く違うから」と。

美術作品の写真集やコピーは世の中にあふれかえっていますが、
オリジナルの良さを実感したのは、つい最近のことでした。

「ジョセフ・コーネル×高橋睦朗」展 川村記念美術館（千葉県佐倉市）
http://kawamura-museum.dic.co.jp/museum/index.html

コーネルの箱

• 作者: チャールズ シミック
• 出版社/メーカー: 文藝春秋
• 発売日: 2003/12/05
• メディア: 単行本

箱作家ジョセフ・コーネルの個々の作品を高橋睦朗が詩で表現するコラボレーション。
「詩」の力、「ことば」のもつ表現力の可能性を十二分に感じました。
心に響く「ことば」に大変感銘を受けました。

「山脇敏次 Fishes in the Pond　ニコンプラザ新宿」
http://www.nikon-image.com/activity/salon/exhibition/2010/07_shinjyuku.htm#02
（あ、今日までだった・・・）
暗闇の池に浮かび上がる天使のような魚。
モノクロ写真であるが故に、被写体が訴えかけてくるものを感じました。
白と黒のコントラストが自然光の表情を惹きたてます。


アーティストの感性に触れる喜び、感動。
これからも大切にしていきたいと思います。



ちなみにここところデジカメが不調で・・・。
ニコンプラザ新宿の展示会にはその修理ついでにぶらっと立ち寄ったのでした。
早く直ってこい、せっかくモノクロの可能性に挑戦したくなったんだから。

タグ：アート 写真 美術館